はじめに
筆者はタイ古式マッサージの勉強をし、セラピストとして活動していることもありましたが、初心者でもできる座位のマッサージのポイントを紹介したいと思います。
自分でマッサージするのもよし、パートナーや友人にやってあげてもとても反応がよいので、モテること間違いなしです。
※イラストがあまりうまく表現できていないことがありますが、大目にご容赦ください。
首から肩・背面へのマッサージの基本
座った姿勢でできる首と肩のマッサージは、日常で簡単にできます。働き者の日本人の皆様のお疲れ場所は、ほとんど肩か腰。そんな中で、座った姿勢でできる背面のマッサージはとても気持ちがよいようです。
タイ古式マッサージは、基本的に脚から始めるマッサージですが、この座位のマッサージは、腰部分と同様に大人気部分で、お客様皆様に満足いただけるマッサージでした。
もともと身体に不調がある人(肩こりで病院に通っているなど)には体調悪化につながる場合もあるので、自己責任でマッサージをしてください。
人により心地よい加減が違うので、痛いと感じるようでしたらマッサージをしないようにしてください。
首から肩・背面へのマッサージのやり方
STEP1 僧帽筋の圧迫
施術者の後ろから僧帽筋(首のつけねから肩にかけて)を3ポイントくらい、手根(手の親指つけねのふっくらした部分)で上から垂直に体重をかけ圧迫します。この時、マッサージする人の膝は肩甲骨の下あたりをとらえているとよいです。
STEP2 首から肩のライン1.2.3を圧迫往復
各ラインを片手の親指で圧迫往復していきます。なるべく力を抜いて体重をかけるようにすると、自分の指が後で痛くなりません。反対側の手は押さえで反対側の肩を持ってやると良いです。
ライン1:耳の後ろと背中の中心の真ん中あたり(胸鎖乳突筋)から、肩の先の骨の手前までのライン。
肘を曲げて、親指の圧を真下に落とす感じで。
ライン2:ライン1より少し内側の頭のつけねから、肩甲骨のとんがりを抜かして、脇の下へとつながるライン。
反対側の手は肩を逆側のつかむとやりやすい。
ライン3:頭のつけね真ん中のツボから、肩甲骨の下を通って腕の方まで続くライン。
同じく、反対側の手は肩を逆側のつかむとやりやすい。
STEP3 反対側の首から肩のライン1.2.3を圧迫往復
STEP2の反対側を同じように行います。
STEP4 背部のライン1.2を圧迫往復
ライン1:背骨の横の筋を腰までまっすぐ垂直に圧をかけるライン。
ライン2:背骨の横の筋を腰までななめ横から圧をかけるライン。
STEP5 反対側の背部のライン1.2を圧迫往復
STEP4の反対側を同じように行います。
STEP6 手を組んで、首をサイドからはさむ
自分の手を組合わせて、手根(手の親指つけねのふっくらした部分)で相手の首をサイドから3ポイントくらいはさみこみます。相手の頭はなるべく下げてもらう方がやりやすいです。
STEP7 腕を使って、肩の上から体重をかける
自分の両腕の肘より手前部分を、相手の肩の上に乗せ、3ポイントくらい上から体重をかけます。
STEP8 腕を使って、頭と肩をストレッチ
相手の首を傾けて、肘を頭の横に乗せ、片方の両腕の肘より手前部分を使って相手の肩を押し開いて、3回程伸ばしてあげます。逆サイドも同じように伸ばします。
相手の頭に添える肘は圧をかけないようにしましょう。
STEP9 腕を持ち上げて、後方にストレッチ
相手の手を頭上で組んでもらい、相手の両方の二の腕を脇の下の近くの前から掴み、後方の足の方向に上にひっぱるように、前方の膝によりかからせてストレッチさせます。
同様に逆側もストレッチさせます。
STEP10 曲げた足を伸ばして、前方にストレッチ
曲げた足を伸ばして、腰の方から片方づつ手のひらで背中を圧迫します。
STEP11 背面全体をチョップ
前方ストレッチを崩してもらい、手のひらを軽く閉じた小指側で、相手の背中全体をチョップ(叩く)します。
おわりに
タイ古式マッサージの中でも、特に基本の要素を取り入れた初心者用マッサージを紹介しました。難しいことは考えず、相手の心地よいポイントを刺激することが大切だと思います。
ぜひお試しあれ。
足裏編はこちらを参照ください。
初心者でもできる10分でできるマッサージの基本(足裏編)
[ photo & illust by 筆者 ]
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